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労務
マイナンバーカードの健康保険証利用!メリットや手続きを解説

2021-12-08

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マイナ保険証活用のメリットとは?
マイナンバーカードに健康保険証としての機能を追加することで、以下のメリットが期待できます。

 ✓point 医療機関等での自動受付が可能

マイナ保険証に対応可能な医療機関・薬局では、顔認証付きカードリーダーによる自動受付が可能となり、受付時の時間短縮、混雑緩和が期待できます。また、対面の機会が減ることにより、コロナ禍での人との接触を抑えることも可能になります。

 ✓point 正しい情報共有が行われることで、スムーズな受診が実現

医療機関では、患者の同意の上で薬剤情報、特定健診等情報を閲覧できるようになります。これにより、医療機関側がこれまでの病歴や薬剤服用歴を正しく把握できるようになり、より適切な医療提供につながります。

 ✓point 特別な手続きなしで高額療養費制度の利用が可能

医療機関や薬局の窓口で支払うひと月の医療費が高額となる場合でも、特別な手続きをすることなく、一定額以上の支払が不要となります(※)。また、マイナポータル上で医療費通知情報を管理できるため、確定申告の医療費控除に際し、膨大な領収書管理が必要なくなります。
※通常、高額療養費制度を利用する際には、事前の「限度額適用認定証」の申請、もしくは事後の高額療養費の支給申請が必要です。

 ✓point 転職等に際し、新たな健康保険証の発行を待たずに済む

一度マイナ保険証の申込手続きをしていれば、その後に転職等で保険者が変わっても、新しい健康保険証の発行を待つことなく、そのままマイナンバーカードを健康保険証として利用できます(※)。
※ただし、保険者側による社会保険被保険者資格取得・喪失手続きが適正に行われている必要があります。


マイナ保険証申込の手続きはスマホからOK
マイナ保険証の申込手続きは、被保険者自身がスマートフォンやパソコン、セブン銀行ATMから簡単に行うことができます。以下は、スマホからのお手続きの流れです。 具体的な手続きは、マイナポータルの専用ページで詳しく解説されていますので参考にしてみてください。


2023年3月末には、概ねすべての医療機関等でマイナ保険証の利用が可能になる予定
すでに本格利用が開始されたマイナ保険証ですが、これに対応可能な医療機関・薬局は全体のごく一部です。施設側ではカードリーダーなど必要設備の導入やネットワーク環境の整備といった医療機関側の負担が想定されますが、政府は「2023年3月末までにはほぼすべての医療機関等でマイナ保険証に対応可能とすること」を目標に掲げているとのことです。


まとめ
単なる身分証明書としてのみならず、行政手続きのオンライン申請や民間のオンライン取引、マイナポイント、さらに今号で解説したマイナ健康保険証等、着実に利用機会の幅が広がるマイナンバーカード。カード自体を発行するかどうか、カードを保有した上でどの程度の機能を活用するかは個々に委ねられる部分ではありますが、メリット・デメリットを正しく見極めた上で各人が適切に判断できるのが理想ですね。正しい情報を元に、検討を進めましょう!

 
 HM人事労務コンサルティング
 丸山 博美 (社会保険労務士)













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